野中秀子 紹介

プロフィール

氏名 野中 秀子
出身地 群馬県
趣味 薬石浴、カラオケ
好きな食べ物 カツ丼、ラーメン
座右の銘 継続は力なり
免許 鍼灸師
所属学会 一般社団法人 日本超音波鍼灸協会  筋膜性疼痛症候群研究会
略歴

野中ストーリー

私が施術家を目指した理由は、以前務めていた会社の仕事がハードで体調を崩したのがきっかけです。

その当時の事を少しだけ、お話したいと思います。

 

20代前半の時、某企業で新店を立ち上げから任された事があります。店内のレイアウト、面接、新人教育など、初めての事ばかりでしたが、どれもとても新鮮で、慌ただしくも仕事が楽しいと思える瞬間でした。

スタッフにも恵まれ、おかげさまで売上も順調に伸び続け、お手本の店舗にもなりました。その実績が評価され、マネージャーに昇格し他の店舗も任されるようになりました。

今までの経験を元に、各店舗の業績を上げる努力をしましたが、今までには経験したことがない壁にぶち当たり、自分が今までにやってきた事は一体何だったのだろうと頭を悩ませる日々が続き、完全に自信を無くしてしまいました。

無理もしてきたので身体も悲鳴を上げ、頭痛、嘔吐、自律神経の乱れなどで辛い日々を過ごし、最終的には退職を決断しました。

 

会社は退職しましたが、身体の不調は一向に回復せず、悪くなるばかりで、色々な治療法を試しましたが自分に合った治療法は見つからず、諦めかけていた時、ある鍼灸師の先生との出会いがありました。

今まで何をやっても良くならないので、期待はしていませんでしたが、とりあえず行ってみることにしました。玄関を開けると、先生は「ようこそー!」みたいな感じで、とびっきりの笑顔でWelcome状態。今までの治療院とは全く違う雰囲気で、これが治療院なの!?とびっくりしたのを覚えています。

 

初日は軽い治療をしながら会話をして終わったのですが、会話の内容がとにかく面白くて、久しぶりにお腹を抱えて大笑いしたのを今でも忘れません。翌日、顔とお腹が筋肉痛に。

初めて「この先生なら、大丈夫!!」そう思いました。

施術を受ける度に、体調が回復していく実感がありました。体調が回復していくと同時に、気持ちも前向きになり、元気だった頃の自分にやっと戻れた気がしました。

先生の治療を受けていく中で子供の頃から医療に興味があった私は、小さい時の思いがどんどん膨れ上がり、「自分も治療家になる!」と決心しました。辛くても誰にも辛いと言えず、心も身体も限界だった私を助けてくれた先生のような治療家になる。そう思いました。

そして、今でも先生には感謝しています。

 

決心してから思いは更に熱くなりました。何としてでも治療家になる!まずは専門学校へ入学するところからスタートです。しかし、学費が無いという現実。お恥ずかしい話ですが、本当です。気持ちは熱いが、ふところはさびしい(笑)。そして次に決断したのが、佐川急便で学費を稼ごう!でした。

佐川急便での仕事はとてもハード(朝から晩まで走りっぱなし)でしたが、治療家になりたいという思いが強かった事と、応援してくれた上司と仲間、お客様のお陰で短期間で目標の金額を達成することが出来ました。そして専門学校に入学できました。

 

以上が施術家を目指したきっかけと理由です。

 

専門学校在学中にも鍼灸院でアルバイトをしていて、たくさんの患者様との出会いがありました。学生なのでもちろん鍼を打つことは出来ませんでしたが、患者様とお話をする機会は多く、患者様ご自身から心の痛みそして身体の痛みをたくさん聞きました。「普通の生活がしたい」「普通に歩きたい」「仕事をちゃんとしたい」皆さんに共通する事は「普通の事を普通にしたい」という事、なかには将来の不安を口にする方もいらっしゃいました。

でも不思議ですね、痛みや苦痛から開放されていくと「旅行に行きたい」「ダンスを習いたい」などやりたい事に変化がみられて、将来の不安が希望に変わりました。

 

学生時代は専門的な勉強はもちろんですが、患者様からもたくさんの事を学びました。

 

「ふつうの事を普通にしたい」この言葉は亡くなった私の母がよく言っていました。「歩きたい」「犬の散歩がしたい」「秀子にお弁当を作りたい」そんな事を日々病院のベッドで話していました。「お弁当のおかずは何を作るか決めてある。」なんて言っていました。

そんな日常会話が出来る瞬間が母と私にはとても大切な時間でした。お弁当の中味は一体何を作ろうとしていたのでしょうか?きっと卵焼きだと思います(笑)。お弁当の中味を聞けないまま、母は他界してしまいましたが、「ふつうの事がしたい」という母の言葉は、私の心の中に今でも残っています。

 

私はこのような経験から、患者様に対して身体の苦痛を取り除くだけではなく、心の苦しさ、それを支えている家族の皆様にも元気になって頂きたいという思いで日々、施術にあたっております。

 

決心した時から、気持ちが変わらずいられるのは、たくさんの方のお陰です。これからも一人ひとりの患者様と真剣に向き合っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

野中先生01